top of page
1/3
YOKOHAMA
BARdMAN
Feb 2016
バーBARdMAN、横浜駅西口の繁華街から離れた少し薄暗い平沼橋のたもとにあります。
物件の間口は決して広いとは言えませんでしたが、ファサードは2階店舗部分まで使用することができる好条件でした。しかしこのファサードをただ装飾でつくり込むより、店の特性や立地環境をより効果的に活かせるよう、一枚の大きなモルタル壁と見立てスポットの光を一筋あてることで、主張はしなくも存在感のあるファサードとしました。
店内においてはオーナーからのリクエストにより、カウンターバックにお酒を並べることはせず、装飾を極力そぎ落としたミニマムな空間とすることで木目が特徴的なモンキーポッドの無垢カウンターが一層際立つカラースキームとしました。
そしてこのバーのアイデンティティとなるべく、店内に沿うように一本の黄色いネオン管をカウンターバックに走らせ、天井材は光が効果的に乱反射するようシルバー素材とすることで、店内全体にネオンイエローの光が包み込むヒップな空気感を演出しました。
また店内奥のスペースはアーティストオリジナルの照明が置かれたソファ席になったり、オーナーの趣味であるバイクが飾られたりと、自由な遊びのスペースを設けることで、オルタナティヴ・ロックの流れるまだまだ落ち着かない大人の為の空間となりました。(誌面掲載文)
[ バー新装/設計デザイン ]
bottom of page